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湯のみ招き猫

湯のみ持った招き猫です。
重さは1.1kg、高さ20cmになりました。
花器のつもりです。
萩風土に伊羅保を吹きかけました。中は透明釉で水漏れ防止しました。
しかし、さすが萩風土。水がジワジワもれます。
そもそも、萩風土で花器を作ることが間違ってるんですけどね。
湯のみ招き猫_c0024502_2143235.jpg
湯のみからの水の補充は大丈夫でした。
以前は湯のみの重さに耐えられなくて、手の付け根が避けたんです。
どのみち、本体が水漏れするのでただのオブジェですけど。

そーだ、湯のみはチタン釉で乳濁してます。
焼成温度が1230度になってから大活躍です。
窯全体が1230度になるわけでなく、かなりムラがあるのでもっと温度低いと思われます。
作品全体も叩いた時の音がすごく低いので焼締まりが甘いのでは?
1250度に戻して欲しい・・・。それと還元にしてくれないかな・・・。
教室でこんなことにこだわってるの自分だけだから無理だよなぁ。
酸化で1230度なのでしょうがなく伊羅保釉かけただけなんですよね。
本当は焼締めで還元かけると全体に黒ずんだ模様が出てくるので、耳だけに緋色釉をかけたりして仕上げたいんですよぉ。あ~ぁ・・・、還元できる窯が欲しい。
今、宝くじとか当ったらガス窯買って、作業場作りたいです。

上から見るとこんなです。
湯のみ招き猫_c0024502_21462144.jpg
耳に穴が空いてるのでここに花を挿すわけです。
以前作ったのは顔を上に向けてまして、口に花を挿すバージョンでしたが、評判が良くなかったです。
水漏れはしませんが、デカさも手伝って邪魔者扱いとして部屋の隅にたたずんでます。(ToT)


花器なのでアイビー挿してみました。
湯のみ招き猫_c0024502_2203312.jpg
耳に挿してるんですけど、結構いい感じではないでしょうか。
水漏れするので下に皿がいりますけどね。
このときはまだ漏れてないときです。


余談ですが現在、熱帯魚水槽の上部濾過装置の水の中にウォーターマッシュールームという湿地や沼地に生育する植物を植えてます。
濾過能力を上げるのと、同時に植物も育ててしまおうという以前からの試みです。
水自体は水温が20度(熱帯魚には低い設定ですので真似しないで下さい。)で、
お魚さんたちの老廃物による栄養も豊富で順調に育ってます。
ただ、日光が当らないので間延びしてます・・・。葉っぱ小さいし。
アイビーも挿してるんですが、この季節にしては新芽が出て綺麗な緑の葉が出てます。
ネックは、濾過装置の蓋を開けてるのでそこから水が気化して水の減りが早いです。
気化した水は部屋に充満して冬にも関わらず乾燥とは無縁の状態です。いいの?

by cokky1 | 2008-02-23 23:59 | 陶芸 | Comments(0)