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猫の花器 合体しただけ

信楽1という粘土が少し残ってました。
教室の黄瀬戸をかけて焼くといい感じになるので、「これだっ!」という作品を
作るためにずっと保管してありました。
そんな作品を作る機会もなく、その黄瀬戸も無くなってしまったので、
使ってしまおうと猫を作りました。

紐で作成。今回は耳を倒してみました。
猫の花器 合体しただけ_c0024502_15101823.jpg手足を付ける前に高さを確定させます。
手の位置が20cm程度と決まったので、その高さに合わせて淡赤粘土で花器っぽいのを作る。
手回しろくろでこんな高く引き上げれるわけもなく、紐で筒を積んでから自作のコテを突っ込んで、しゅるしゅる~っと形を整えて、とロクロ目つけます。
紐は無敵です。(皿とか無理だけど)

猫の花器 合体しただけ_c0024502_15103835.jpg花器と猫はとりあえず手を接着。
これも花器の方の接続部分の口が薄くて接着強度が不安。
肉球できっちり接着。
猫と花器の粘土が違うのですが、両方ともキメが細かいのでなんとかなるやろと・・・。
花器には猫の足跡を思いつきで点々とつけました。


猫の花器 合体しただけ_c0024502_15105439.jpg一点だけの接続では絶対とれちゃうので、尻尾も接着。
無理やり前の方にもってきました。
実は途中で粘土が足りなくなり、手と尻尾は別の信楽粘土をできない菊練で混ぜました。
焼いたら色が違ってくるかもしれませんが、黒マットで汚す予定なので目立たないだろうと推測しております。

いつも汚い作業場でしか写真撮れなくて申し訳ないです。
でも、本当にこの作りたての粘土の時が色と質感が一番いいです。
このままでいてほしいけど、素焼き、施釉から本焼きへ。

by COKKY1 | 2010-07-03 23:59 | 陶芸 | Comments(0)