七輪陶芸やってみました。
■陶芸(楽陶会): 七輪陶芸と山之内窯の初焼成
タイムリーなことにukkyさんの七輪陶芸とタイミングが合ったのでトラックバックです。
吉田明さんの「七輪陶芸入門」を読んでいて
ずっと前からやってみたかった七輪陶芸をやってみました。
自宅で作成していた湯飲みの形をした植木鉢(底に穴が空けてある)とフクロウさん。
焼締め好きなので釉薬無しです。
田舎なので庭で七輪陶芸。外にコンセントはあるし、水道も近くで安全確保。
1.素焼き準備
いらないフライパンが無かったので鍋を使用。
本の通りに進めてみる。
2.素焼き第一段階
アルミホイルで蓋してジッと我慢。
「あせるんじゃない!」と自分に言い聞かせる。
(1)素焼きさえクリアすれば大丈夫との情報から送風口を閉じたまま40分。
(2)送風口を半分開て5分。(炭が燃えてきた)
(3)送風口を3/4開て5分。
(4)送風口を全開で5分。
3.素焼き第ニ段階
鍋から網に変更して30分焼く。
アルミホイルが溶けていれば素焼き完了とのこと。
どこかのHPにキンキン言えばいいと書いてもあった。
火はさみでチョンチョンしてみると、それらしき音がするので素焼き完了とみなす。
底に裂け目が出てきてるのをここで発見(ToT)
どーせ底に穴あけてあるし、植木鉢だし、いいやと納得してみる。
4.本焼き
七輪の中に作品を直に突っ込む。
(1)15分そのままで待つ。送風口は全開。
(2)ドライヤーで40cm位から送風開始!(5分間)
(3)20cmに近づける。(5分間)
(4)5cmに近づける。(10分間)
(5)送風口にピッタリ付けて全力送風!(20分)
途中で焼け具合をみつつひっくり返したりする。
フクロウは下の方に突っ込んであったのでそのまま放置・・・。
この時点で作品が緑色でドロドロしていました。
5.還元かけてみた
濡れ新聞紙で覆うと還元がかかると書いてあったのでやってみる。
新聞紙が燃え始めるので霧吹きで水をかけながら見守る。
結果的には昼食を食べていたら、新聞は燃え尽きてました。
6.作品
結局、冷め割れ?が一番の原因ではないかと・・・。
なーんか、教室のガス窯で焼いたものと色も音も違う。
軽~い音がするんですけど、焼締まってんの?
【作品1】
裂けた!
焼締めでなくて、ドブの中の藻がこべり着いたような焼き色。
炭のせいなのか?釉薬かけなかったから炭の灰が溶けたのでしょうか。
白化粧もどっかいっちゃってある意味すごい。
【作品2】
底は裂けてますが、植木鉢なので気にしないです。
焼き上がりは作品1と同じ。一部灰がかからなかったとこは
赤土の色が出ている気がします。全部この色が良かったです。
同じ土で教室のガス窯で焼いたのが下の写真の作品です。全然色違う・・・。
【作品3】
フクロウさん。割れてない!風船で作って目と頭に穴を空けました。
白化粧が一部灰が溶けて隠れてしまいました。
背面の灰がかからなかったレンガ色に焼きあがって欲しかったです。
炭に触れないように七輪に入れることはハッキリ言って不可能?
7.結果
口が狭い風船作品の方が失敗が少ないのでは?
ということで、元々オブジェ好きなので好都合。
フクロウ軍団を焼いてあげたいですが、焼き色は以外性が有り面白いのですが、好きな色じゃないのでどうしようかなという感じです。
また、やりますよ!楽しいです!(火遊びが好き?危なっ・・・)
by cokky1 | 2007-04-15 17:54 | 陶芸 | Comments(3)
焼ける様子を見ながら出来るので、やればやるほどはまりますよん。
トラックバック、ありがとうございました。
素焼きから挑戦なんて、しかも還元までやってしまうねんて、正統派チャレンジャーですね!(私は素焼きを済ませてからの軟弱派…)
私も以前、薪窯で白化粧が溶けてなくなったことがありました。
白化粧って、案外、高温に弱いのかもしれません。
こういう温度の上下動が激しい焼成って、球形みたいな形のほうが、無理が分散していいのかもって、cokkyさんの記事を読んで思いました。
次の七輪焼成、楽しみにしていますね(^ ^)
ついにやってしまいました。呉さんは次々に七輪陶芸作品がアップされてるし、やってみないといかんと思いやりました。が、窯欲しい・・・。耐火レンガをホームセンターで探したりしてます。(売ってないけど)
>ukkyさん
白化粧って高温に弱いのですか?知らなかったです。球形についてもukkyさんのおっしゃるとおりなのかも。気づかなかったです、すごい~。
教室で素焼きだけお願いしてるといつになるか分からないので全部やっちゃいました。ukkyさんは焼きの回数が一杯あっていいですね。