土岐美濃焼まつり 陶芸作家展 行かなくなった理由再認識
美濃焼きまつりの検索で当ブログを参照される方は、一般向けな紹介してないですし、参考にならないのでご注意くださいね。
普通の方は楽しめる陶器まつりですよ。
(陶芸やってて、陶芸イベントに行きまくってた人の個人的な意見です)
機会があったので2年ぶりに美濃焼まつりに行ってみました。
行かなくなった理由のひとつである駐車場の変更によるロス時間。
現場に到着して駐車場まで30分弱時間の無駄。(7時台後半には到着しているのに)
並ぶの大嫌い。
作家エリアに目新しさは無く、見たことある作品ばかりでトキメキも何もない感じも変わらず。
今回は作家さん目当てではなかったのでいいといえばいいけど、期待した自分に少々
「あ~ぁ・・・」って感じで作家エリアはほとんどスルー。
備前焼きは相変わらずいいけど、持ってるのでまぁいいかといい感じ。
(それらじゅうのクラフトで見る作家さん)
こういうイベントでは業者さんブース、蔵出しセールで掘り出しものを買う、値切る駆け引きを
楽しむものなのかというのを認識しました。
一周回って元に戻った感じがする。
業者ブース量産品目当て → 作家作品目当て → 業者ブース量産品目当て
トキメキ作家さんは量産品目当ての祭りに店は出さないのかなぁ。
丸めた粘土を焼いただけの固まりを遠赤外線放出するとかいって超うさんくさいものを
毎回売ってる人がいたり。
wikiで調べてみても「常温の物体からは必ず赤外線が放射され」なので嘘ではないけど、
あらゆる常温物質から放出されているものをそれらしく宣伝文句にするのはどうかと。
セラミックスの放射率(吸収率)は高いらしく、セメントでも同じようですが、
だからどーだという話もありますけど。
入場券を送ってきてたからなんですけど、セラミックパークMINOの陶芸作家展にもはしご。
券が足りなかったので追加購入(500円)を買おうとしたら売り口に無料券を持った方がいて
「あげる」という親切な行為に感謝。
券販売受付の人は苦笑いでしたが。
ちなみに人間国宝の方の作品(400万円)を手にとって触れる機会はそうそうないです。
志野なんですけどまぁ、自分には400万の価値は無いかな。
人間国宝という人の付けた価値なので、知らなければそれまでですし(知らんかったし)、自分が
好きか嫌いかの判断が一番正しいと思ってます。
ここには無いですが、後藤秀樹さんの志野の方が好きです。
形と釉の感じなど、自分的には後藤さんの志野に勝る作品は無かったです。
(ガッガッっとした、勢いのある形が好き、緋色も好き、下地の鬼板も好き、カイラギも好き)。
しかし、このイベントの最悪な点が発覚。
作品の「購入」です。
陶器祭りが不発だったので、今までここでは買ったことなかったけど買ってみようと思ったわけです。
作家さん的には販売もしているので売れたほうがいに決まってます。
で、買おうとしたら購入に40分待ちというアホなシステム。
待ちができてる理由が「アホな会計対応システム」なのが腹が立つ。
バカなんじゃないの?
もしかして、こういったとこで作品を買う場合はこんな感じなんですかねぇ。
自分が買おうとしたのは数千円のフリーカップなんで、箱いらんし普段使いだし・・・。
わざわざ、机、椅子を並べて別ブースを設置して購入者毎に無駄な対応して客を待たせる。
レジをおいて普通に会計すればいいのに。こっちはお金を払いたいだけ。
入場料を取られても、作品買ってあげようという客の扱いではないです。
会計する何に時間かけてるのか聞いても明確な回答なしで、「みなさんお待ちいただいてるので・・・」
そんなこと知るかっ!主催者側の都合を客に押し付けるなといいたいです。
二度と行くかい!と思いました。
展示会としてはいいけど、販売会としては最悪です。
人の時間をなんだと思っているのでしょうか。
陶器祭りでの戦利品の量産品猫ピーカップ
値切らず600円
結局、陶芸イベントに行かなくなった理由を再認識するGWとなりました。
by COKKY1 | 2016-05-03 23:59 | 陶芸 | Comments(0)