毎度の細かい施釉に激疲れモード
15作品の施釉をしてきたでごんす。(セットのがあるので個数だともっと多い)
今回の課題は、ヒツジに白マットをどうかけるかでした。
角は弁柄塗って無釉にしたいので施釉したくない。
筆塗りは筆跡がそのままでるの却下という前提で、どうしたもんかと。
先生に相談すると、角に弁柄塗ってから(濃いとあかんけど)バーナーで炙って
水分飛ばして、撥水剤塗って白マットドボンする。
顔、耳はマスキングテープで保護する方法としました。
写真のヒツジの作業手順
(1)顔などのスミ入れ、汚しをする。
(2)角に弁柄を塗るが、巻いてるので全体を綺麗に塗れなかった。
(3)足の蹄にも弁柄を塗る。
(4)撥水材を付けるとこをバーナーで炙る。
※水分を含んでると撥水が効きません。実証済・・・。
(5)撥水材を塗る。
(6)顔、耳にマスキングをする。
(7)白マットにドボンする。
(8)撥水した場所でも釉薬が乗った箇所の釉薬を落とす。
(9)顔、耳のマスキングを外して、侵入した余計な釉薬を落とす。
(10)鼻、耳、ほっぺなどにピンクを塗る。
(11)目にマンガン釉を盛る。
こんな小さい作品にどんなけ手間かかってんねん・・・。
もう、疲れるです。
こんな作業がずっと3時間連続して続くのを想像してください。
疲れると思いませんか?仕事でも3時間も集中できんのに・・・。
貴重な休日に仕事より疲れることしてます。
レッドテールキャトやピラルク、飛ぶモモンガ達。
これの作業も似たようなもんです。
汚してからマスキングはしないものの模様に合わせて筆で釉薬を塗ります。
目だけ避けて塗って、目は別の釉薬を慎重に乗せる・・・。
(50g程度の粘土で、すげー小さいのに手間は大きい)
いつも、独りでモクモクと何人たりとも邪魔しないでね?バリアを張っての集中作業です。
(先生もほっといてくれるので助かります。聞きたい時だけこっちから聞きます。)
それでも、いつも時間ギリギリです。
家で素焼きして、自由にゆっくり施釉作業するのが理想です。
しかし、自分で窯焚きはしたくない。(電気窯は気分的に嫌だけど素焼きなら電気でもいいな)
わがままです。
by COKKY1 | 2014-12-01 23:00 | 陶芸 | Comments(0)