ゴツゴツ釉薬奮闘記 こんなの初めて・・・

ネコバスにかける釉薬を探してまして、よく見ているブログの熊○陶料さんで釉薬を買ってみました。
後で陶芸教室の先生に聞くとプロの方が使っている有名なお店とのことでした。
原料とか本格的なのだとか。プロ仕様かぁ、納得です。

購入したのは菖蒲(アヤメ)手黄瀬戸釉2号、鮫膚(さめはだ)釉です。

ショップのHPの焼成結果の写真が小さ過ぎて色や細部が確認できません。
どこのショップもそうですけど一番重要なとこなのに変・・・。わざとかなぁ。

オレンジかかった黄瀬戸を探してたのですが、素人を考慮してお勧めしてくれたのが菖蒲手黄瀬戸でした。
釉薬の結果に絶対は無いので期待はせずに。
鮫膚釉はサンプル写真のかいらぎ状態が動物に使えそうだったし、おもしろそうだったから。

で、届いた釉薬を見て衝撃!というか何これ???
c0024502_22133687.jpg

硬いゴロゴロした塊が入ってるんだけど。
今まで通販で買ったのはサラサラ釉薬で、水に溶かすだけで使えました。
これはどうすればいいのか?
c0024502_22144580.jpg

お店に電話で聞いたら、50目のフルイやらとかにかけて使うとか、そんなの素人なので持ってないと言うと、そのまま水に入れても溶けるとおっしゃる。
マジ?信じられなくて陶芸教室の先生にメールで確認してみると、天日に干してから砕いてフルイにかけて水に入れた方がいいと。ノー、すぐに使えないやんか。(ToT)
これも後で聞いたのですが、プロ仕様はゴツゴツが普通だそうです。
プロじゃ無いから知らんかった。
お店の人が乾燥してあると言ってたんですが、乾燥処理をしているだけ親切だとか。
プロ仕様恐るべし!素人のみなさんプロの世界は厳しいです。
はっきり言ってミルを通さないといかんのかぁ?とか思ってしまったんです。
ゴツゴツの理由は、釉薬を調合して湿式でミルを通して釉薬を作成し、入れ物に入れて乾燥させるので当然固まるからだそうです。(先生談)納得。

とりあえず、買ってしまたのでやるしかない。
ゴムハンマーで袋ごとぶっ叩いてみる。
c0024502_2215125.jpg


100均のお菓子用のフルイで振るう。(いつも釉薬を水に入れる時に使ってます)
c0024502_22152065.jpg

で、大きな粒が残る。
c0024502_2215308.jpg

袋に戻してまた砕く!
c0024502_22154276.jpg

こんなことを繰り返して休日が消費されていきます。
(まぁ、これはこれで楽しいんだけど)
c0024502_2216357.jpg


鮫膚釉は指で潰せば砕ける顆粒状態で、まだマシでした。
c0024502_22161485.jpg

これもフルイにかける。
c0024502_22162523.jpg

指で簡単に砕ける硬さなので、フルってれば砕けてこのくらいしか残りません。
黄瀬戸よりは楽でした。
c0024502_22163694.jpg


プロショップの方へ。
素人にやさしい説明を付けてもらえると助かります。
(素人ですってことわっておいたのに、平日の9時は普通の人は会社で働いてますって)

菖蒲手黄瀬戸釉2号テストピース
c0024502_2217333.jpg

左と真ん中は古陶小(白土)、右は古美濃山(赤)
ベンガラがはっきりでますね。濃い目の釉薬でしたがはっきり出て良いです。
これを見る限り赤土の方の発色の方が好きですが、本音を言うと求めていた色では無いです。
余り黄色く無いし・・・。
c0024502_22174183.jpgHPの焼成サンプル(勝手にもらってきた)
上の焼成テスト結果と比べるとぜんぜん違う。
これが同じ釉薬かって話ですけど、まぁ、釉薬なんてこんなもんです。

釉薬自体も弁柄による黄瀬戸なので素人用だとか。
素人なりに手島敦さんの釉薬の本は読んでます。
マット系にするのは蛙目粘土入れればいいはずなので、長石の種類と灰の問題か、後は焼成方法かなぁ。
除冷による結晶化を促進させることでマット化と色に変化が出るのかもです。(釉薬の本に書いてあった)

さて、カイラギの鮫膚釉のテストピース。
左から古美濃山(赤)2つに古陶小(白土)、半磁器
c0024502_22181838.jpg

カイラギってない。(;´д`)トホホ…
c0024502_22183858.jpgHPの焼成サンプル。
これもまったく違う。
だまされた!んじゃなくてこんなもんだと思って下さい。
焼成方法、温度、粘土、釉薬の厚さ色んな要素で変わります。
同じ様に調合しても人の手でやることなのでまったく同じになるわけがない。

土との相性やら、焼成関係もあるしまぁ、サンプル通りは無理でしょうね。
でも、鮫ハダってのは合ってる。
表面がヤスリ見たいにザラザラですので、これで鮫を作ればそのままかもです。
これはこれで面白いんじゃないかな。
しかし、この釉薬は底に溜まって固くなる面倒なやつなので、沈殿防止剤の塩化マグネシウム(ニガリ)とか入れないとあかんかもです。

釉薬は面白いけど、思い通りにならないですねぇ。
陶芸は奥が深いので楽しい(。≧ω≦。)ノ

黄瀬戸はあらためてサンプル見るとがっかりだわさ・・・ネコバスがかわいそう。
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by COKKY1 | 2013-06-12 23:30 | 陶芸 | Trackback | Comments(0)
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